第２回企業交流会を開催しました

G-Club支援コーナー

活動報告

HOME › 活動報告

２月４日に岐阜都ホテルにて、ものづくり補助金に取り組んだ事業者らを対象に企業交流会を３部構成で開催し、２５１名の方々にご参加いただきました。

【第１部】（１３：００～１３：５０）

◆基調講演

「日本の中小企業政策」

　内閣総理大臣補佐官（政策企画担当）　長谷川　榮一　氏

　長谷川氏より、日本の中小企業の実相として、全国３８２万企業の内９９．７％が中小企業、８５、１％が小規模企業である。その中小・小規模企業者は、我が国の７割の雇用を守ってきたことを説明されました。政府の成長戦略からも、全国的な人手不足が深刻する中で、各種の補助金により生産性向上の取り組みを後押していくことを述べられ、中小企業施策は、「資本」「人」「技術力・市場開発力」の三本の柱としてすることを講演されました。

　最後に、長谷川氏は「課題は多くあるが、中小企業が元気にならないと日本経済も元気にならない。ものづくり補助金を活かすには、企業間の連携をより深めなくてはならない」と述べられた。

基調講演　　内閣総理大臣補佐官（政策企画担当）　長谷川　榮一　氏

【第２部】（１４：００～１６：１０）

◆開会挨拶

岐阜県中小企業団体中央会・ぎふものづくり連携倶楽部

　会長　今井　哲夫

ぎふものづくり連携倶楽部（G-Club）の会長も務める今井会長は「G-Clubは昨年発足し、今年度はメッセナゴヤへの出展、ＷＥＢサイトの立ち上げ、各種のフォローアップ支援を実施した。本日もその一環で企業交流会を開催するもので、補助事業者の方々の今後の事業活動に役立てていただきたい」とあいさつしました。

主催者あいさつ　　岐阜県中小企業団体中央会・ぎふものづくり連携倶楽部　会長　今井　哲夫

◆平成３０年度補正、平成３１年ものづくり補助金事業の概要説明

　中部経済産業局　産業部　次長　瀬賀　和也　氏

　瀬賀次長より、ものづくり・商業・サービス補助金について、予算額は平成３０年度２次補正８００億円、平成３１年度当初予算５０億円（新規）の規模となる。この補助金は新製品開発のための製造機械の購入、効率的な最新加工機等の購入、システム構築費用などを支援し、中小企業者の生産性向上を図ることを目的としていると概要を説明されました。

ものづくり補助金事業の概要説明　中部経済産業局　産業部　次長　瀬賀　和也　氏

◆セミナー

「ビジネス交流会を変えるＡＩ（人工知能）活用」

　　　　株式会社キスモ　　　取締役　　鈴木　雄也　氏

　鈴木取締役より、会社の概要、ＡＩの機能や課題などの説明され、ＡＩを活用したビジネスマッチングとして、メッセナゴヤで行った「ＡＩマッチング」を説明。Ｗｅｂ上で興味のある会社にコンタクト可能なシステムを開発し、コンタクト・閲覧履歴に基づきアポイントを成立する可能性を高め、予期せぬ出会いの他、使えば使うほど精度が上がることがＡＩを活用したシステムであると説明されました。

最後に「ＡＩは身近なものとなり、常にＡＩ活用は変わり続けていくため、ＡＩを活用してインパクトあるビジネスを生み出してください」とＡＩ活用を訴えた。