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DX戦略研究会(第1回セミナー)を開催しました

 令和3年9月27日(月)にOKBふれあい会館にて、「中小企業のDX戦略 ~何から着手すべきか~」をテーマに22名が参加し、セミナーを開催しました。

 

 DX戦略研究会は、“ものづくり現場におけるDX”をテーマとし、セミナー、現場視察とワークショップを行いながら、参加者相互で自社のDX実現を学ぶことを目的としております。

 

 今回、第1回目のセミナーは、講師に公益財団法人ソフトピアジャパン 理事長 松島 桂樹 氏をお招きし、どのようにDXに取り組めばよいのか、最新のDX事例を交えながら、中小企業のデジタル化に向けて、分かり易く解説いただきました。

 

 

 

 松島講師より、「デジタル化するからこそ、中小企業が利益の高い、より良い受注主を選べるようになる」とのご説明がありました。

 (IoT導入(稼働率・原価・納期)→利益の見える化→儲からない顧客が分かる)

 また、「付加価値を高めるにはDXによるイノベーションが必要。その役割を担っているには経営者の経営力である」とのお話がありました。

 

 

 また、松島講師から、「企業間がデジタルでつながり、業務連携が自動化できれば、中小企業の生産性は大きく向上する」、また、「企業間連携、受発注EDI(電子的データ交換)が普及しない主な理由は、利害関係の異なる関係者間の折衝、多大な工数と期間がかかること。多くの中小企業の参加と発注企業の同意、協力が必要である」とのお話がありました。

 

 

 

 最後に、松島講師より「DX推進するにあったっては外部に委託するのではなく、社内でIT人材を育成することが重要であり、簡単なデジタル化から着手することが必要である」とのお話がありました。

 

 

 終了後、参加者からのアンケートでは「「現在進めている計画の方向性を確認することができた」、「業務の効率化とDXの推進を勇気もって進めようと思った」など、本セミナーの受講をきっかけに、自社のDX実現に意欲的な意見がありました。

 

 

 次回(第2回目)は企業視察として、実際にIOT等を活用して成果を挙げている中小企業の現場(3コース)を視察する予定です。

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