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支援事例:A社(金属製品製造業)

  • 実施年:平成30年

 

  • 支援回数:3回

 

  • 専門家:中小企業診断士(生産工程改善の専門家)

 

  • 相談内容
    A社は、自動車・建機部品等の金属製品加工業。
    多品種・小ロット生産に対応するため、ものづくり補助金を活用して、大型NC複合加工機を導入。
    しかし、現在、工場稼働時間比で30%の稼働であり、また連続する前後の加工工程から離れた場所に本機を設置しているため、生産工程全体で効率的な稼働が実現できていない。

 

  • 支援効果
    少量多品種の生産用として導入したものづくり補助金設備の稼働率が低い状態に留まっていたが、今回の支援をきっかけに「この状態をなんとかしたい」という機運が社長、専務に醸成された。
    そして、中量品の品番をものづくり補助金設備で生産するという活用のイメージが出来たことで、進むべき方向性が決まり設備の有効活用に取り組めるようになった。
    また、専門家より提示された「工程改善提案書」により、設備の稼働率を30から55%、さらに3年で91%と向上させていく目標指標を定めることが出来た。

 

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