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ECサイト売上アップの秘策

最初の緊急事態宣言が発出されたのが、2020年4月7日。
持続化給付金の申請受付が始まったのが、2020年5月1日。
(持続化給付金の申請受付は終了しております)

 

 

そして、いまだに増え続ける感染者。
コロナ渦の中、事業運営に苦慮されている事と思います。

 

こんにちは、支援専門員の石井 克成(いしい かつなり)です。

今回は、コロナウイルスの影響を受けて、リアルな接触を避ける為に俄然注目を浴び始めた「ECサイト」の売上アップについて学んでいきたいと思います。

 

 

ECサイト

 

 

 

 

 

昨年(2020年)の5月頃から

 

ECサイトを立ち上げたいんだけど。。。
SNSで集客するにはどうしたらいいの?
ZOOMってどうやるの?

 

という様なご相談が急激に増えてきました。

 

ご相談に来られるのは、一番多いのが「飲食店」。
そして、理美容・ネイル・清酒蔵元・食材販売業者 等々。。。

 

人と接するご商売の方々からのご相談が、次から次へと・・・・・

 

どなたも真剣で、

 

「なんとか売上を作らないと」

 

という悲痛な面持ちで、ご相談に来られるのです。

 

私も

 

「売上を上げるためのお力になりたい」

 

との想いから、いろいろと質問しながらお話しを伺ってきました。

そして、ご相談に来られる多くの事業者にお答えするのが、

 

「ECサイト以外の方策を考えた方が良い」

 

なのです。

 

ECサイト市場について

新型コロナウイルス感染症拡大の影響が深刻化した4月以降、6月末までの3か月間で「楽天市場」出店者の純増数(出店数-退店数)が1,258店舗。
出店者数は2020年6月末までに初めて5万店を突破し、5万1,153店となった。

2018年12月末時点の「楽天市場」出店者数は4万7007店舗。1年後の2019年12月末時点は4万9887店舗で、2020年3月末時点は4万9895店舗だった。
ネットショップ担当者フォーラムより)

 

ご覧頂いた様に、コロナウイルスは多くの事業者のビジネスをインターネット上で展開させる動きを加速させました。

その動きは、中小の事業者だけではなく、

 

これまで「楽天市場」に出店していなかった実店舗を持つ企業の参入も増えている。無印良品を展開する良品計画は6月、「楽天市場」に出店。衣料品など約200品目の商品販売をスタートした。

呉服販売の京都きもの友禅は7月、「楽天市場」に出店しECビジネスをスタート。9000点超の在庫量、品質の良い振り袖を現金で大量買取して販売する価格力を武器に、ECユーザーや既存ユーザーのネット利用を開拓している。

また、すかいらーくホールディングスは2020年内に「楽天市場」「Amazon.co.jp」へ出店することを決定。withコロナ時代への対応として、従来事業の枠を超えて新たな販売チャネルの拡大に取り組む必要があると判断した。
ネットショップ担当者フォーラムより)

 

という様に、大手企業も同じ様にインターネット上でのビジネス展開に力を入れ始めています。

さらに。。。

 

初期費用・月額費用が無料のEコマースプラットフォーム「BASE」の2020年4-6月期(第2四半期)における、新規開設数は前年同期比229%増を記録。累計ショップ開設数は2020年5月に100万店、7月に110万店を突破したという。

アパレルや食料品を販売する実店舗のオンラインシフト、物産展など催事中止の影響を受けた食品卸業者、営業自粛をした飲食店の開設が増加したとしている。
ネットショップ担当者フォーラムより)

 

テレビコマーシャルでも見かけるようになった「BASE」は、出店される方のほとんどが個人で、4名以下で事業展開されている店舗が9割以上だそうです。

 

ECサイトバブル?

 

 

上記で上げた例はほんの一例で、楽天市場以外にもYahoo ショッピングやAmazon等のショッピングモール。
BASEに代表される様々なEコマースプラットフォームを活用して、数多くの事業者がECサイトに参入してきています。

 

ECサイトバブル

 

と言っても大げさではない状況だと思います。

そして、その多くが満足な売上を上げる事ができず、苦しんでらっしゃいます。

 

そんな状況の中で売上を上げるためにはどうすればよいか?
それも、できる限りコストをかけずに。

 

例えば、リアルの世界で店舗を構えたら、そのお店の前を歩く方の目に触れることになります。
店舗を構えた時点で、お客様に知ってもらう可能性がある訳です。

 

しかし、ECサイトの場合。
楽天市場やBASEでECサイトをオープンさせたとしても、それだけでは、お客様に知ってもらう可能性は限りなくゼロに近いです。

 

SEO対策をして検索にひっかかる様にするか、SNSで情報発信するか。。。
あるいは、お金をかけてインターネット広告を出すか。。。

 

いずれにしろ、時間を使うかお金をかけるかしかないのですが、上記に記載した様に競合ひしめくレッドオーシャンで満足いく売上を上げる為には、大変な労力が必要となります。

 

その労力をかけるだけの覚悟がありますか?

 

覚悟がおありになるのであれば、この後の記事をお読みください。

 

 

売上アップの秘策 3F

私がECサイトで売上を上げたい方に必ず申し上げる言葉があります。

売上アップの秘策 3F

 

 

 

この事を愚直に実行すれば、必ず、売上は上がります。

この事は、ECサイトに限らずあらゆるビジネスにも同じ事が言えます。

 

Focus 商品を絞る
Find 見つけてもらう
Fan ファンになってもらう

 

◆ Focus 商品を絞る

 

 

まず、売りたい商品・サービスを絞る事から始めます。

 

例えば、観光地に行ってお土産屋さんに入った時。
様々な商品がほぼ同じように陳列されていて、特にメリハリがない状態を想像してみて下さい。
その観光地で人気があるお土産もわからず、特産品もわからなかったら、何を買ってよいか悩んでしまうと思います。

 

で、結局、何も買わずに店を出てしまう。

 

そんな経験ないですか?

 

 

ECサイトも同じです。

 

ウチは品揃えに自信があるから、全部の商品をサイト上で紹介したい!
どれも、同じように表示させたい。

 

実は、こういった事をお考えの事業者が多いんです。

 

確かに品揃えとしてたくさんの商品をサイト上に並べておくのは、SEO対策上も良いことだと思います。
しかし、単純に並べるだけでは、観光地のお土産屋さんと同じように全ての商品が埋もれてしまって、お客様はどの商品を選んでよいかわからなくなってしまいます。

 

なので、「商品を絞る」必要があります。

 

まずは、特にアピールしたい商品を決める。
そして、その商品の情報を中心に販促活動を実施すべく戦略を考えていきます。

 

◆ Find 見つけてもらう

 

 

どんなに魅力的なサイトを構築しても、お客様に見つけて頂かなくては商品は売れません。

 

サイトを構築した後は、「見つけてもらう」ための戦略を立て実行する必要があります。
ECサイトを成功に導く為には、この「見つけてもらう」が一番大切だとも言えます。

 

ここで実行しなければいけない事は、決まっています。

 

・ SEO対策
・ SNSの活用

 

この2つです。

 

しかし、この2つの対策が一番手間がかかります。

これについては、別途、こちらでご案内していく予定です。

 

◆ Fun ファンになってもらう

 

 

つまり、「リピーター」になって頂く、という事です。

 

日常使いの商品であれば、購買頻度を上げる為の施策が必要です。
高額商品であれば、口コミを誘発するような施策が必要です。

 

いずれにしろ、貴社の商品・サービス、あるいは店舗スタッフ、あるいは社長。
いずれかのファンになって頂く必要があります。

 

その為の施策は、前述の「Find 見つけてもらう」で実施する「SEO対策」「SNSの活用」の延長線上にあります。

 

この事も、「Find 見つけてもらう」の具体的な内容を掘り下げていく時にご案内していく予定です。

 

ECサイトを成功に導く秘策

 

 

ECサイトを成功に導く為には、「集客」が一番大切です。

 

どんなに魅力的なサイトを構築しても、
どんなに魅力的な商品・サービスを掲載しても、

 

お客様にアクセスして頂かない事には何も始まりません。

 

結論を申し上げます。

 

ECサイトを成功に導く秘策は、ありません!!

 

しかし、成功に導く為の方策はあります。

 

それは、

 

適切な戦略を立て、
行動計画に落とし込み、
愚直にやり続ける。

 

それに尽きます。

 

「集客」には、SEO対策つまり「Google対策」が必須なのですが。。。

 

数年前までは、技術的に対策していれば検索順位を上げる事ができる方法もありました。
しかし、Googleは、日々進化し続けています。
今では、小手先の対策では結果が伴わないようになってきました。

 

Googleは、インターネットを活用する人に有益な情報を提供する事を使命としています。
その為に、24時間365日、星の数ほどあるサイトの情報を集め続け、検索する人が望む検索結果を提供すべくデータを整理しています。

その為に、Googleは「AI」を活用し日々インターネット上の情報を収集し、整理し続けているのです。

 

つまり。

 

SEO対策は、「検索する人が欲しがっている情報を掲載する」という事なのです。

 

 

では、具体的に何をすればよいか。

それについては、次回以降一緒に勉強していきたいと思います。

 

 

 

 

販促・IT活用で、何かお困り事等がありましたら、お気軽にお問合せ下さい

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