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キーワードの見つけ方

インターネットを活用して情報発信をする場合。

最も大切な事って何でしょう?

 

 

そう!!

 

キーワードですっ!

 

 

今回は、「キーワードの見つけ方」についてご説明します。

 

そもそも何故キーワードが重要なの?

 

 

インターネットで何かを探す時。

「検索」という行動をとると思います。

 

 

 

 

例えば。。。

 

「今年の結婚記念日は何かおいしいものを食べたい」

 

と思ったら、あなたならどうされますか?

 

GoogleやYahooで検索?
食べログで検索?
グルメサイトで検索?

 

いろいろだと思います。

 

いずれにしろ、何らかの「キーワード」を思い浮かべて検索されるのではないでしょうか。

 

 

奥さんが和食をお好きなら

 

 

・ 和食

 

 

というキーワードで検索されるでしょう。

 

しかし、「和食」だけではあまりにも対象が多いので、絞り込んでいきます。

 

例えば、「場所」を絞りたければ

 

 

・ 和食 名古屋

 

 

さらに、おいしい地酒とともに味わいたいなら、

 

 

・ 和食 名古屋 地酒

 

 

というようにいくつかのキーワードを重ねて対象を絞り込んでいきます。

 

そして、検索結果の中から良さそうな所をいくつかピックアップして、比較・検討をされる事でしょう。

 

あなた自身は、特に意識されずにこのような行動をとられていると思います。

 

今度は、逆にあなたが和食を中心にした料理を提供する飲食店の経営者だとします。

ホームページやSNS上に「和食 名古屋 地酒」というキーワードを埋め込んだコンテンツを用意してます。

 

この場合、お店を探されている方とあなたのお店が想定しているキーワードがピッタリ当てはまる事になる訳です。

 

わかりやすいように、検索する方も検索される方も、全く同じキーワードでご説明しました。

 

キーワードの重要性が少しはおわかりいただけたのではないでしょうか。

 

で、この重要なキーワード。

 

どのように決めていったらよいのでしょうか。

 

 

キーワードの決め方 その1:商品を絞る

 

 

 

まずは「商品(サービス)」を決めていきます。

 

貴社ではたくさんの商品(サービス)を提供されている事と思います。

 

しかし、より効果的なキーワードを導きだす為に、できる限り焦点を絞って「商品(サービス)」を決定します。

 

例えば、あなたが日本酒を醸す蔵元だとしましょう。

 

自社商品は数十種類あります。

その中から商品を一つに絞ります。

 

ここで商品(サービス)を絞っておかないとこの後の作業がボヤァっとしてしまいます。

 

一番売りたい商品(サービス)
あるいは、一番売れている商品(サービス)を選定してください。

 

あなたの一番のおすすめ日本酒は「純米吟醸 720ml」だとしましょう。

 

キーワードの決め方 その2:ペルソナを決める

 

 

商品が決まったら、次に、「ペルソナ」を決めていきます。

(過去記事:ペルソナ・マーケティングとは 参照)

 

 

仮に、下記のペルソナを決めたとします。

 

 

氏名:鈴木太郎

年齢:67歳

性別:男性

職業:定年退職して年金生活

住まい:東京都内在住

家族構成:妻と2人家族。長男(37歳)と次男(34歳)はそれぞれ独立している

趣味:料理、旅行

その他:夫婦で日本全国を旅行し、各地の名産と地酒を食す事が大好き

 

キーワードの決め方 その3:お客様のニーズ

 

 

 

次に、このペルソナの「ニーズ」について考えていきます。

 

「鈴木太郎」さんは、夫婦で日本全国を旅行し、各地の名産と地酒を食す事が大好きです。
しかし、新型コロナウイルスの蔓延による「緊急事態宣言」を受けて、自宅近くの居酒屋に行く事すらかないません。

ましてや、全国を旅する事なんてしばらくできません。

 

そこで、「鈴木太郎」さんは、近場のこだわり食材を販売しているお店に通って、珍しい食材や新鮮な食材を探し求めます。

その食材を料理して、一緒に味わう日本酒を探しています。

 

特に最近は、新鮮な魚介類の料理に凝っています。

 

ここでは、「新鮮な魚介類に合わせる日本酒を求めている」というニーズがあるとします。

 

 

キーワードの決め方 その4:キーワードを決める

 

 

もう、おわかりかと思います。

 

次のステップで、キーワードを決めていきます。

 

 

 

「新鮮な魚介類に合わせる日本酒を求めている」

 

というニーズを持たれているペルソナさんは、どの様なキーワードでこのニーズに対する回答を得ようとするでしょうか。

 

単純に、

 

・魚介類に合う日本酒

 

もあるでしょう。

 

あるいは、「魚介類に合う日本酒」を想像した時に、それまで味わった事がある日本酒をイメージされているかもしれません。

 

・ さらっとした日本酒

 

というキーワードもあるでしょう。

 

この様に、一つのニーズに対して、最低でも8つのキーワードを考えていきます。

 

また、もう少し想像の幅を広げて、

 

「何故、新鮮な魚介類に合わせる日本酒を求めているのか。」

 

という事も考えてみましょう。

 

ひょっとしたら、このペルソナさんは、もっと深いニーズを持たれているのかもしれません。

 

 

例えば、

 

「地方の名産品と日本酒をいながらにして味わいたい」

 

というニーズも持たれているでしょう。

 

となると、キーワードはまた違ったものになってくるでしょう。

 

ペルソナさんが考える事。
日頃、ペルソナさんが思っている事。

 

を、推測して「検索行動」を類推していきます。

 

そうして上がってきたキーワードを元に、マーケティング施策の検討を進めていきます。

 

 

まとめ

 

 

一度、上記で決めたキーワードを元に実際に検索してみてください。

検索結果に上がってくるサイトは、貴社の競合サイトになります。

 

この際、競合サイトが上がってくるほど、そのキーワードで検索する方が多い、という判断ができます。

 

このキーワードの中で、検索結果の上位を目指すのか。
あるいは、敢えて、そのキーワードを外して他のキーワードを設定する。

 

その時々によって選択は変わってくると思います。

 

また、時間経過とともに貴社のサイトにアクセスする経路やキーワード等を分析して、臨機応変に対策を変えていく必要もあります。

 

キーワードが変わってくれば、当然、インターネット上で発信するコンテンツも変わってきます。

 

マーケティングは生き物です。

 

定期的にアクセス分析を実行して、より確実に効果が上がる施策を考える必要があります。

 

 

 

 

販促・IT活用で、何かお困り事等がありましたら、お気軽にお問合せ下さい

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